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NPO法人広島自閉症協会 設立趣旨書
2009-09-22 Tue 10:02
1.設立趣旨書
 自閉症は、その発症プロセスで未解明な点が残されており、さらには周囲の対応次第でその困難の程度が著しく変わります。そのために社会生活上の困難さについて充分な認知を得られずに、長く社会的支援の谷間に置かれてきました。当事者やその関係者の長年にわたる努力により、また近年の学術的関心の高まりから、少しずつ社会の関心も拡がってきました。平成17年4月に施行となった発達障害者支援法と、その後に続く支援体制整備の諸施策の実現は、そうした関係者による努力の賜物に他なりません。
 しかしながら、個々の自閉症児者を顧みると、地域間で体制整備の格差や偏在もあり、まだまだ地域によって理解にも差があります。そうした現状をみると、得られるべき支援が行き渡っているとは言えません。自閉症の困難についての認識は得られたとしても、どのように支援を実行してよいかについては戸惑いや躊躇も見られます。社会保障全体が転機を迎えるいま、自閉症への一層の理解促進とともに、地域すなわち個々の生活の場で、発達障害者支援法の理念を着実に根付かせる活動が必要だと感じます。そのためには、より一層地域に根ざし、地域のニーズを踏まえた機動的な活動と、より多くの関係者が手を取り合って協働して課題に取り組む活動が不可欠です。
 上述の現状を踏まえ、私たち発起人は、相互の啓発・互助、地域および関係者への広報等の活動をとおして、「県下の自閉症児者が、自らの人生を自ら選択する権利を確保し、その権利を行使する能力を獲得して、自立した豊かな生活を実現すること」に寄与し、以って自閉症児者のみならず、「誰もが共生しうる地域社会の実現を目指すこと」を目的として、ここに特定非営利活動法人広島自閉症協会を設立することを決意しました。
 私たちは、前身母体である社団法人日本自閉症協会広島県支部の事業ならびに会員を引き継ぎ、団体加盟会員として日本自閉症協会の事業に参加すること、ならびに各地の当事者団体と協働し連携を深めることで、一層の活動充実に努めます。
 自閉症と共に生きるということは、生涯にわたり様々な局面で困難に出会うということです。1団体や1機関が関連するすべての問題を解決することは不可能であり、それぞれの局面で分野・領域を越えた行政機関や支援組織・支援者の協働が不可欠です。私たちは、こうした地域連携のひとつの軸となることに精力的に取り組んでいきます。
2.申請に至るまでの経過
 平成20年4月に社団法人日本自閉症協会は、その組織を各都道府県単位の連合体組織に移行し、その地方支部である同協会広島県支部は同年3月31日を以って解散します。発起人一同は、上記広島県支部がおこなっていた事業、財産および会員を引き受け、社団法人日本自閉症協会の広島における加盟団体となるべく「広島自閉症協会」を設立する旨を決意しました。
 平成20年2月21日午前10時より発起人会を開き、設立の趣旨、定款、会費及び財産、平成20年度及び平成21年度の事業計画、収支予算、役員の案を審議し決定しました。
 平成20年3月16日午後13時より設立総会を開き、発起人代表より設立の趣旨、定款、会費及び財産、役員、平成20年度及び平成21年度の事業計画、収支予算の案を提案し、審議の上決定いたしました。
平成20年3月16日
特定非営利活動法人広島自閉症協会
設立代表者 小野塚 剛
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